税理士にも得意な税の画像

Q:税理士先生にも得意な税と
不得意な税があると聞きました。

昨年に先代社長が亡くなり、
特に揉める事もなく遺産分割と
相続申告は済ませました。

ところがある週刊誌を見ていると、
申告を間違えてしていて、
税金を払い過ぎているケースが
結構多いという記事がありました。

その記事では、当に相続税については
相続税申告に詳しくない税理士も
多いと書いてありました。

会社の顧問をして頂いている
税理士先生に相続税申告をお願いし、
申告前の説明を聞いて納得した上ですが、
相続税はそれなりには払いました。

私も払い過ぎているのでしょうか?

そもそも税理士先生で相続税が
不得意という先生もいらっしゃるのでしょうか?

 

 

A: 税理士先生に得意・不得意があるのは事実です。

税理士会連合会のホームページに
好評されているデータによりますと、
平成26年4月末時点で税理士の登録者数は74,273人となっております。

※平成23年度時点では72,039人でした。

さらに国税庁ホームページによりますと、個人で事業所得やその他所得で納税をした人の数は平成23年度では約600万人でした。この納税者全員が仮に税理士に申告書の作成を依頼したとすれば、税理士1人あたり83.3人の申告書を作成した事になります。

次に法人です。同じく国税庁ホームページによりますと、平成23年度に申告を行った法人は276万件でした。これも申告法人の全社が税理士に依頼をして申告書を作成したと仮定すると、税理士1人あたりの38.3社の法人申告書を作成した事になります。

所得税・法人税に対しまして、注目すべきは相続税です。平成23年度に亡くなられた方は約123万人に対して相続税申告者数は5.1万人です。この5.1万人が全員、税理士に相続税申告書の作成を依頼したとすると、税理士1人あたりの申告書作成件数は0.70人です。税理士1人が年間1件の相続税申告をしていないのが統計データ上の数値です。

税理士先生の中には、相続税を専門にされている先生や税理士事務所もあり、そのような事務所では年間数十件から数百件の相続税申告を手がけておられます。こういう税理士や税理士事務所では相続税の申告に関してはめっぽう強いですが、逆に所得税や法人税の申告をあまり手がけておられないので、得意でないケースもあります。

逆に所得税や法人税に強い税理士先生であれば、相続税申告をあまり手がけていない税理士先生も中にはいらっしゃいます。

ご質問者の顧問税理士の得意分野が何かは分かりませんので、明言は出来ませんが、一言で「税」と言っても税理士先生によっては得意・不得意があるのは事実です。

実際に不得意な税の申告をお願いしたがために、税金を払い過ぎてしまった事例もあると聞いています。払い過ぎた税金については、一定の手続きを行う事で戻って来るケースもあります。もし気になられる様であれば、違う税理士先生にご相談をされてみてはどうでしょうか?

弊社では、各種税務の専門分野に特化した税理士と提携をしておりますので、ご希望にそった税理士をご紹介出来るかも知れません。

気になる方は一度、おきがるにご相談下さい。