入社時のフィルターの画像

Q:昨年採用した社員が
セクハラ・パワハラ行為を
何度もやるため、注意したところ、
今度はユニオンに加入して
会社を一方的に攻めてきます。

このような社員を二度と
採用したくないのですが、
今後どのように対処したら
よろしいでしょうか?

数千社のコンサルティング実績を持つ

人事労務専門コンサルタントが回答します。

 

A:

職業安定法に対処することが、企業の経営にとっては、業績を左右する極めて重要なテーマとなってきています。 採用の際には、早く採用したい経営サイドと、できるだけ早く良い条件で就職したい労働者との間で、美しい誤解が生まれ、結果的に双方が後で後悔するような事例が数多く見られます。

 

在職中の社員に対するワクチンの役割を果たすものが就業規則です。この就業規則の中に、下記の12の代表的な義務を課し、具体的に明記することで社内の秩序を保ちます。

 

(1) 労働を提供する義務 (労働義務)

(2) 誠実に労働する義務 (誠実労働義務)

(3) 使用者の業務命令に従う義務

(4) 職務専念義務

(5) 業務を促進する義務

(6) 忠実に労働する義務

(7) 使用者の人事権に従う義務

(8) 職場規律を維持する義務

(9) セクハラ・パワハラ防止義務

(10) 使用者の名誉・信用を毀損しない義務

(11) 使用者の秘密を守る義務

(12) 競業避止義務

 

しかしながら、入社前に予めチェックできるに越したことはありません。そのための代表的なフィルターを下記に記します。

 

<不良社員のトラブルを回避するための採用前の13のフィルター>

① 前職の退職証明書の取付

(退職理由の詳細を確認し、辞め方のパターンを見抜く)

 

② 職務経歴書の取付

(細かい職歴と担当実務のチェック 能力不足の指摘に使える)

 

③ 職に職歴ヒアリング

(履歴書からHPで調べ、入退社年月や雇用期間調査。履歴の嘘を排除)

 

④ 資格証明書の現物チェック

(資格詐称の排除、資格と学歴は当人の努力の証)

 

⑤ 用後1カ月以内に源泉徴収票の取付

(年収・給与詐称、労働問題への関与のチェック)

 

⑥ 運転経歴証明書の取付

(事故パターン、規範意識のチェック)

 

⑦ 保険証券の取付

(自賠責:法律の順守意識、任意保険:対外的責任感の有無のチェック)

 

⑧ 年金手帳・年金記録台帳の取付

(規範意識、履歴書の経歴詐称のチェック、高齢者雇用対策)

 

⑨ 採用面接シートの取付

(運の良い人・職務に忠実な人・親孝行な人の選別)

 

⑩ 健康診断書の入社前取付

(健康障害の有無チェック)

 

⑪ 入社前に保証人2名の取付

(人物保証・金銭保証だけでなく不正の抑止力、モンスターの排除)

 

⑫ 短期の労働契約の締結

(不良社員の雇い止めによる排除)

 

⑬ きらきらネームの人物は要注意

(親に問題があるケースも)

 

上記13のフィルターの詳細をお聞きになりたい方は下記にお問い合わせください。

 

※この記事は過去にメルマガで配信した内容です。 法改正等により、現状とは異なっている部分がある可能性がありますことをご了承ください。

2014年10月30日(Vol.51)