保険の画像

こんにちは。
先ごろ生命保険の節税について国税庁が節税保険の取り扱いに新しい通達を出しました。

保険業界はこの半年間寝たきり状態だったと思います。

ところで、節税とはどの税なのかというと法人税【課税の繰り延べ】のことがメインだと思います。

そして、資産運用。この資産運用についてはほぼ個人のお金をリスクを取って増やすことをいうことが多いかと思います。

今までは、お金持ちの資産運用は海外に持ち出して運用することが多かったようです。
運用益を出しても日本側では捕捉されないようにしていたわけです。

日本の銀行から海外の銀行に送金する金額は捕捉されています。その金が例えばスイスやシンガポールの銀行の口座に入金されると、日本側からは見えなくなります。そこで運用されて増えた分は見えず、わかりません。
そして元々送金した金額を日本に戻しても運用益分は見えないままそこに留まりどのように使われているかもわかりません。

ところが昨年、10月に日本人の海外口座55万件の情報を入手したとのニュースが発表されました。これは国税庁からすればお仕事の山盛りてんこ盛りですね!
口座の持ち主には今年の夏から順次お問い合わせが行くのではないでしょうか。

だとすればわざわざ海外送金して税務署に把握される必要はないかもしれません。
タンス奥や畳の下、天井裏に現金で管理している方は特に。

ただし、そんな方は早急に対策が必要です。新紙幣が発行されますと今の紙幣が使用できなくなりますからね。(脱線しました…)

さて、それでは普通の人は資産運用はどうすれば良いのかということですが。

最近新聞で取り上げられることの増えた「外貨建て保険」です。これは銀行が多く販売しているようです。リスク説明をきちんとしていないことによる苦情、問題多発。

これは預金から保険に移す事がそもそも問題なんですね。預金は低金利であっても目減りしませんが、保険は解約金は一旦目減りします。そして外貨建てなので為替リスクはあります。

ここの説明がなく、利回りが高いかのような話で預金から外貨建て保険に移す。これを銀行がやっていた。
銀行にすれば金利を払うよりも保険会社から手数料がもらえるからそりゃ美味しい話です。

でも、これはキチンと理解すればかなり良い商品ですよ。

というのは円建てであっても解約返戻金は一旦、保険料支払い額よりも減ります。これは外貨建てであっても同じことです。

そこに為替リスクが乗っかる。当然支払い時点は円高が良いし、解約時は円安が良い。これを短期の運用と考えると為替リスクにさらされるのはみなさんご存知の通り。当然、解約するときには有利な時期を選ぶことは可能です。この商品に節税を絡めることができるのが生命保険の最大のメリットになってくるのです。

ここで伝えたかったことは
少し前までなら情報や選択肢が少なかったので、海外で口座を作ることをかなり多くの方がされました。でも、もうそんな必要は無いのではないでしょうか、ということです。

外貨建ての他に、変額保険という選択肢もあります。これは、保険ですが、保険には定額保険と変額保険があります。

定額は保険会社の経費率、死亡率、運用率を保険会社がすべてのリスクを背負います。なので、保険料も解約金も購入した時点で全て決まっています。

これに対して変額保険は運用率の所のリスクを契約者が背負うということです。保険料は購入した時点で変わりません。所定の払込期間まで一定です。保険金は当初の保険金の額を運用の結果下回っても当初の保険金額は保証されます。

ただし、解約返戻金は運用の結果、悪ければ当初の予定金額が減ります。もちろん運用結果が良ければ予定金額以上の解約返戻金額になります。保険金も増えます。最近はこの運用が目立って良い結果を出しているものもあります。

生命保険を保障と運用と安心ときちんと分けて考えることが大事です。