可処分所得のがぞう 

可処分所得を増やす具体策

Q: 個人増税に対する対策はありますか?

税制改正により、
個人の所得税率の引き上げや
給与所得控除の引き下げなど、
個人にとっては増税が続きます。

経営者として、
会社の借金に対して連帯保証人になったり、
個人所有の不動産を担保として
提供するなどリスクを背負う反面、
個人の可処分所得を増やしにくいのが
いまの税制であるように感じます。

役員報酬を引き上げる以外に、
可処分所得を増やす具体策があると聞いたのですが、

どのような方法でしょうか?

 

A: 様々な手法が考えられます。

個人の可処分所得を効果的に増やす具体策として、一番有効なのはご勇退時に「退職金」として経営者個人へ支払う方法です。退職金を受け取った際の「退職所得」は一定の控除額があることと、2分の1課税であること、他の所得とは分離課税であることなどから、通常の役員報酬とは違って少ない税負担で個人へ資金を移転させることが出来ます。

ただ退職金を支給するには、法人において資金準備をしておく必要であることは言うまでもありません。さらに法人から見た場合には、支給した退職金が全額損金として処理できるようにするためにはいくつかの要件を満たす必要があります。これらをクリアー出来れば、退職金は非常に税制上では優遇された制度ですので、活用しない手はないと言えるでしょう。

次に検討すべきは、各種保険契約を活用した可処分所得増加プランです。生命保険契約を効果的に活用すれば、役員報酬で受け取るよりも少ない税負担で可処分所得を増やすことも可能です。代表的な手法としては、養老保険を使ったスキームや保険契約者を変更するようなスキームですが、非常に税務的には複雑な処理や注意すべき点が数多くありますので、ご導入に際しましては慎重にご検討下さい。

可処分所得を増やす具体策につきましてのご相談・ご質問はコチラよりお申込み下さい。

 

年利回り23.5%の金融商品

Q:保険商品で有利な金融商品があると聞きました。

相変わらずの低金利時代ですが、

この時代においても年利23.5%の金融商品が

保険商品にはあると聞きました。

本当にそんな商品はあるのでしょうか?

もし本当ならば検討をしたいのですが、

リスクなどはありませんか?

 

A:税の効果を合わせれば最大23.5%のメリットがあります。

生命保険には、保険料控除という所得税・住民税の税軽減メリットが受けられる仕組みがあります。この保険料控除のうち、個人年金控除を活用すれば、年間最大23.5%のメリットを出すことは可能です。

平成24年1月1日以降に契約をした生命保険については、「一般の生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」の3つに区分して所得控除出来る仕組みになっています。それぞれの保険料控除は、年間8万円以上の保険料負担を行えば、所得税では一律40,000円、住民税では一律28,000円の控除がそれぞれ可能です。

年間保険料8万円の個人年金保険を保険料控除が適用になる条件で契約しますと、所得税で40,000円・住民税では28,000円が控除されます。これを所得税率の最大である約40%(控除適用後)と住民税率10%を掛けますと、所得税は16,000円が、住民税では2,800円が支払わずにすむ税額になります。合計で18,800円の節税が可能となり、保険料負担80,000円からみますと23.5%もの効果があります。

※商品の利回りは各保険会社で違うために度外視しております。

「たった18,800円か!」と思われるかも知れませんが、某都市銀行のスーパー定期1年の金利が0.025%(平成26年9月1日現在)ですので、18,800円の金利を獲得するためには、7,520万円の預金が必要になります。それを考えますと決して無視が出来る金額とは言えないのではないでしょうか?

確かに金額としては非常に少ない金額かも知れませんが、他の金融商品と比較しても非常に良い条件ですし、毎年の積み重ねが大きな効果を生む仕組みです。さらに個人年金保険は元本保証の商品ですので、金融商品のリスクとしてはほとんどないと言っても良い商品です。

これから各保険会社より、控除証明書が届く季節になりますので、もし個人年金保険の活用をまだされていない場合には、ぜひともご検討下さい。また所得控除の対象としては、小規模企業共済も対象になりますので、加入できる経営者の方はコチラも忘れずに活用をご検討してください!

個人年金保険の加入・ご相談は無料で承っております。お気軽にどうぞ!

 

※この記事は過去にメルマガで配信した内容です。 法改正等により、現状とは異なっている部分がある可能性がありますことをご了承ください。

2014年6月9日(Vol.15)、2014年9月4日(Vol.37)