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Q: 良い家を買うための見極めには、
建物そのものの立地や
構造なども大切ですが、
周辺環境も大切なポイントだと思います。

チェックポイントを教えてください。

 

A. 良い家を買うために、建物(戸建、マンション)には満足して買ったものの、その後、周辺環境に満足いかなかったことを良く聞きます。

以前のメルマガ「良い家、良いマンションの見極め方」で述べたように、建物の構造、立地も大切ですが、周辺環境は、毎日の暮らしをするうえで重要なポイントになります。また、現在は満足していても、将来はどうなのか・・・心配ですね。

■  日当たり、眺望、周辺の嫌悪施設

「用途地域や都市計画を調べる」

市街地では、用途地域が定められており、建物の用途や建物のボリューム、日影制限などが決められています。

低層住居専用地域では、主に居住用の戸建の建物が建築できることになっており、十分な日当たりが将来にわたって確保できます。店舗なども小規模なコンビニや喫茶店等のものに限られます。また、地区計画等によって最低敷地面積が決められたり、隣地境界線より何m以上離して建物を建てるようにと規制されたりする地域もあります。

中高層住居専用地域では、マンションなども建てることもできるようになりますが、敷地にゆとりを持つように規制されますし、日当たりも一定時間は確保されます。眺望は将来まで保証されませんが、大規模開発等であれば、建物の配置を考慮してどの建物からもある程度、眺望が確保できるように建てると考えられます。店舗は、中規模スーパーや病院などを建てることができます。

近隣商業や商業地域では、主に商業施設を建てることがメインの地域ですので、パチンコ店のような騒々しい施設も建築されますし、日影規制等もゆるく、ある日突然、南側に高くて大きな建物が建つことは覚悟しなければなりません。

工業系地域では、主に工場や倉庫が建てられることが許される地域なので、騒音や悪臭、排気ガス等に将来悩ませられる可能性は十分考えられます。

■  交通施設

「道路、駅、バスはどうなっていますか」

周辺の幹線道路の交通量はどうか、特に大型トラックやトレーラーが頻繁に通る道かどうか調べましょう。また、交通量の多い道には、歩道があるのか、ガードレールが付いているのか、信号機があるのかどうか、夜間の照明具合や、自転車でも安全に通行できるかどうか、良く使いそうなルートには、事前に調べましょう。

最寄駅まで徒歩の場合は、上記の道路を気にしますが、バスの場合、早朝深夜のバス便の有無、時刻表通りに運行されるか(特に雨の日)調べましょう。

■  文化施設、買い物施設

「学校は何処に通うようになりますか」

公立学校の場合、住所地によって通う学校が決まります。各自治体のホームページ等で確認できますので、調べましょう。通学路の安全性も確認しておきましょう。保育園や幼稚園なども自治体によって支援、補助の力の入れ具合が全く異なります、その地域にお住いの知り合いの人や自治体に聞いてみましょう。

駅や、自宅周辺のスーパーやコンビニの位置と営業時間は、シングル世帯や共働き世帯では重要なことです、調べておきましょう。

家を買うときは、その物件だけではなく、周辺の生活環境などの将来までも、しっかり見極めてから、購入しましょう。

 

※この記事は過去にメルマガで配信した内容です。
法改正等により、現状とは異なっている部分がある可能性がありますことをご了承ください。

2016年10月3日(Vol.204)