保険の入札の画像

台風や水災で支払われる保険は?

Q:8月下旬から台風の接近により、
九州や関東で大きな被害が出ました。

日本にいる以上、台風や水災は
十分に注意しなければなりませんが、
これに備える保険について教えて下さい。

あと保険の注意点などがあれば
合わせて教えて頂けませんか?

 

A:台風による風災や、河川のはんらんによる水災を補償する保険は火災保険になります。

各保険会社が発売をしている火災保険が風災や水災の補償をします。ただ火災保険と一口に行っても内容が異なりますので、下記の点にはくれぐれも注意してください。

・ 住宅物件や企業物件を補償する火災保険でも、風災や水災が補償されないものもあります。すべての火災保険が風災・水災を補償するわけではありません。

・ さらに最近では、補償する範囲を限定する事で保険料を安くする仕組みが導入されており、本来は補償が付いていたにも関わらずに保険料を安くするために補償がカットされているケースがあります。

・ 保険によって風災や水災で保険金支払い対象となるケースが異なる場合があります。

・ 風災については、20万円以上の損害が出なければ補償されないケースや、風災によって建物に被害が出ないと、建物内にある什器や製品に対する損害が補償されないケースがあります。どの様な場合に保険金がいくら支払われるのか?はしっかりとご確認下さい。

・ 水災の場合には、床上浸水で支払われるケースや、地盤面から45センチ以上の浸水でなければ補償されないケースもあります。さらには「損害額の70%が限度」や「100万円が限度」など、補償される金額に制限があるケースもありますので、どの様な場合に保険金がいくら支払われるのか?はしっかりとご確認下さい。

なお災害等により損害が発生した場合には、まずは保険会社・保険代理店へ連絡をして頂くのと同時に、発生した損害状況を写真に撮っておく事をオススメします。特に水災等の場合に、時間が経過すると乾いてしまい損害状況が確認し難くなるケースもあります。

台風シーズンに入り、大きな被害が出ています。万が一の備えを確認して頂くのと同時に、この機会に加入されている火災保険の内容を是非一度、ご確認下さい。

 

損害保険契約で入札が有効なコストダウンに?

Q:先日、弊社に来た保険営業が
「保険の入札をしていますか?
入札をすればコストが大幅に
下がる可能性がありますよ」と言っていました。

保険で入札なんて出来るのでしょうか?
どういう仕組みなのか教えてください。

 

A.損害保険契約において有効なコストダウン手法です。

事業運営上のリスク対策として、
自動車保険や火災保険・各種賠償責任保険など、
損害保険を掛けている法人も多いと思います。

損害保険契約においては、
各保険会社に条件を提示して見積を出させる
「入札方式」は非常に有効です。

損害保険は、保険期間1年の契約が多く、
毎年契約の更新作業をする必要がありますが、
その際に内容の見直しや、
他保険会社との比較見積を取られてますか?

各保険会社によって、
補償内容や保険料は異なっており、
これらを「入札」する事で、
補償内容を変えることなく
保険料の削減が出来る可能性があります。

特に火災保険や賠償責任保険、
傷害保険といった保険商品においては、
保険会社の格差は大きく、
「入札」により各社の見積を取り寄せると、
大幅なコストダウンにつながる可能性があります。

実際に過去において、
損害保険会社1社とだけ契約をしていた企業において、
「入札」により各社の見積を取り寄せた結果、
年間の保険料コストが50%もダウンしたという事例があります。

保険を取り扱っている代理店は、
取り扱う保険料に応じて保険会社から
手数料を受け取るために、
取り扱う保険料が下がると自社の収益も悪化します。

そのために既存の保険を取り扱っている代理店から
補償内容の見直しや入札による
コストダウンの提案は行いにくいため、
長年にわたって内容が見直されておらず、
割高な保険料になっているケースがあります。

そのために、自社が希望する補償内容や
保険料算出に必要な情報を整理した
「入札仕様書」を作成し、
それを各保険会社へ提示して
「入札方式」で見積を取り寄せた上で、
どの保険会社のどの保険商品が自社にとって最良か?
を検討する事で、大幅なコストダウンにつながる可能性があります。

ただしここで注意して頂きたいのは、
保険料が安い=良い保険会社・保険商品、とは限りません。

損害保険契約において重要なのは保険料だけでなく、
補償範囲や事故発生時の対応力なども
重要な要素になりますので、
保険料は一つの要素として
検討して頂く事をオススメいたします。

保険の入札による経費削減にご興味のある方は、
弊社までご連絡ください。
なお入札による見積作成は無料で行います。

 

※この記事は過去にメルマガで配信した内容です。
法改正等により、現状とは異なっている部分がある可能性がありますことをご了承ください。

2015年9月28日(Vol.136)、2017年5月29日(Vol.234)