会計事務所の画像

Q:先日、とある雑誌にAIの普及により
会計事務所の業務が変わっていくとの
記事が出ていました。

確かにクラウド会計等によるIT化が進んではいますが、
他の業界に比べて非常に遅れている様にも感じます。

当社の顧問税理士は十数年の付き合いですが、
当初と何も変わらないスタイルです。

税務の提案だけでなく経営に関するアドバイスにも
少し物足りない様に感じています。

経営者として会計事務所とは
どの様に付き合うべきでしょうか?

 

A.会計事務所に何を望むか?で会計事務所へのスタンスが変わります。

新聞紙上において、「AI」や「IoT」
と言った文字を見ない日がないほど、
あらゆる業界において技術革新やサービス革新が
ものすごいスピードで進んでいます。

この様な状況下において、
ご指摘の通り会計事務所業界も徐々にではありますが、
「freee」や「マネーフォワード」と言った
ベンチャー企業が参入して変わりつつあります。

ただ他の業界と比べてもその変化のスピードが遅いのは事実です。

この様な会計事務所業界においては、
今後は益々二極分化が進むものと思われます。

従来の「決算書を作る作業」と「税金を計算する作業」は
AIの進化により自動化され、
業務が効率化されることにより、
コストを下げてくる会計事務所か、

もしくは専門特化的なサービス提供を強化してくるなど
進化する会計事務所が増える一方、
自動化について行けずに旧態然とした業務を
続ける会計事務所に別れるのでは?と思います。

この様な状況下において、
自社として会計事務所とどの様に付き合うべきなのか?
は会計事務所に何を期待するか?
という点が重要なのではないでしょうか?

専門特化的なサービスとしては、
資産税に関する高度なコンサルティングを
提供する会計事務所とより効果的な
経営コンサルティングを提供する会計事務所に分かれてきます。

これらの会計事務所は高度なサービスを
提供してくるのでコストは高くなると思われます。

多少コストが高くなっても
これらのサービスを必要とされている経営者にとっては、
より質の高いサービス提供が受けられる様になるでしょう。

ただこの様なサービスを求めておられない経営者にとっては、
自動化によるコストダウンを要求することで、
決算書作成&申告費用を安くすることが
可能になるのでは?と思います。

いずれにせよ「AI」「IoT」時代全盛の今こそ、
会計事務所との付き合い方を見直すべきではないでしょうか??

 

※この記事は過去にメルマガで配信した内容です。
法改正等により、現状とは異なっている部分がある可能性がありますことをご了承ください。

2017年12月11日(Vol.258)